これがなかったら
最近、こんな風に考えることがあって、それは例えば、缶詰を開けるときに、もし缶切りが無かったらどうするか、とか、移動するときに車が無かったらどうするか、ものを見るときに眼鏡が無かったらどうするか、とか、つまり、何かをするときに、いつも当たり前に使っているものがもし無かったらどうするか、ということをよく考える。
缶詰だったら、鋭利な石でなんとか開けれそう。車が無かったら、自転車で移動するとか、自転車もないなら、時間をかけて歩けばいいや、とか。眼鏡がないならかけなくていいや、なんなら視力が回復するかも。そんな風に考える。
うちのお店、あんな古いエアコンでも、もし無かったら、暑すぎて営業できないと思う。お店が2階にあって、建物の構造的に熱が溜まりやすい。エアコンがない、それでも営業したい、そうなったら、例えば多少涼しくなった深夜から朝方にかけて営業するとか、もういっそ涼しい場所、どこか高台とか、気持ちのいい風が吹く場所に移転するしかない。あの場所でエアコンが無かったら、まず営業できないだろう。
暑すぎて営業できない場所で、エアコンをつけて営業している。それがどういうことか。
そんなことを、考えている。
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